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大宰府天満宮 1

二日目、
福岡で仕事がある夫と別れて大宰府天満宮に行ってみた。
初めて訪れる場所でもあったし、ひとりで気ままに歩き回ったので
例によって写真を撮りすぎた。

駅前と鳥居
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まずは様々なお店の並んだ参道から大きな鳥居を抜けて境内に入ります。
中はかなり広い。
ぐるっと見た後、天開稲荷神社まで登って行ったので
や~、歩いた、歩いた。

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太鼓橋と心字池
本殿に向かう前にこの橋を渡ると心身が清められるそうな。

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麒麟像・鷽像と手水舎
藤棚のあるのは菖蒲池。
かなり広い池に菖蒲がたくさん植えられているので
これが咲いたらさぞ見事でしょうね~。

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楼門

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左右にはこの方たちがしっかりお守りしてますよ。

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ところで、
この大宰府天満宮の御祭神は言わずと知れた菅原道真。
平安時代前期のとても優れた学者、また政治家であり
学問の神様として広く崇められている。

道真公は丑年(845年)の生まれでもあり
その亡骸を運ぶ牛車が止まった場所を本殿建立の聖地としたことから
境内のあちこちに牛の置物が奉納されています。
牛車の牛がこの地に祠を!とばかりに伏して動かなくなったそうな。


神牛

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この神牛の頭をさすれば知恵がつくという言い伝えだったが、
しまった、後の祭り!


本殿

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飛梅

本殿に向かって左右に大きな梅の木。
右の「飛梅」は京を追われた道真を慕って
一夜のうちに大宰府まで飛んできたと伝承されるご神木。
千年の時を経てなお、境内のすべての梅に先駆けて花を咲かせるそうだ。


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そのもとになったのがこの歌

東風(こち)吹かば にほいおこせよ 梅の花 
   あるじなしとて 春なわすれそ

春になって東風が吹いたらその風に託して大宰府へ香りを送ってくれ、梅の花よ
主人のこの私がいなくなったからといって咲く春を忘れるな、、、


道真公は優秀な人物であったが有力氏族の出身でなかったために
その異例の出世をねたまれ、
時の左大臣藤原時平の讒言によって57歳で太宰権帥に左遷された。

2年後には病で亡くなってしまうのだが
大宰府に赴いたとき日頃愛していた梅の木に別れを告げた歌がこれ。

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境内には6000本の梅の花があるそうだ。
また梅の種の中には天神様がいるといわれていて
捨てずに種を納める場所もある。

これから先、梅酒を飲むときには
あだや一滴もおろそかにせず
心して道真公の御霊を慰めることとしよう。

ん?





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by okira935 | 2014-05-02 19:26 | よかけん九州 | Comments(0)