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エジンバラ 2

エジンバラ市内 カールトン・ヒルにて
現地ガイドのジョージさんと。

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前日は土砂降りの大雨だったそうだが何とか晴れた。
だが思ったより寒くて風が強い、コートを持って来て正解。

ところでジョージさんは夕べは普通のオジサンだったが
この日はなんとスコットランドの正装で現れた。
母上がスコットランドのご出身なんだとか。
ジョージさんとは最終地ロンドンまでご一緒します。
本人は自称ジョージ7世と言っている。
ハプスブルグを勝手に名乗る私とはいい勝負ではないか。

せっかくなので
スコットランドの民族衣装について
キルト・ミニ知識  ↓写真はサインコスグループさんから拝借

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さて、この衣装なのだが
けしてスカートと言ってはいけない。
「ジョージは女装してません、これはキルトです!」本人談。
もともとはタータンを織った一枚の大きなウール地で
昔はピンをはずしてストール状にしたり毛布代わりにもしたらしいが
今はプリーツが取れないように縫い付けてあり
エプロンと呼ばれる前の平らな部分をピンで留め、
さらに捲くれ上がらないようにスポーランという小袋を腰から前に垂らす。

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ここで大事なのはタータン。
タータンチェックとつい我々は言ってしまうが
勝手に好きな柄を身に着けるのではなく
柄というよりも氏族(家系)で決められている紋章がタータンなのです。
日本でも家紋はそれぞれの家で決まっているように
例えばジョージさんのタータンは「グレアム」と言うらしい。
ソックスにも注目、ソックスのフリンジも同じ柄!
(正確にはフラッシーズというリボン付きの靴下止め)
女性の履くスカートはもっとプリーツが大きくて、
写真をごらんあれ、キルトのプリーツはこんなに細かい。
ジャケット丈はジョージさんは短めがお好みだとか。

靴も重要アイテム。
スキヤンドゥ(ゲール語で黒い短剣という意味)というもので
黒の編み上げ靴がキルトを着用する際の決まり。
なかなか奥が深い。
奥が深いと言えば更にその奥はどうなっているのか?

タータンはとても暖かいので冬でも寒くないのだそうだが
大昔はキルトの下はナッシング、つまり下着なし!
夫が不躾にも「ジョージさんは?」聞いたところ
ヒミツ・・とのお答えだった。
(ジョージさんは日本語がペラペラです)


カールトン・ヒルから見るエジンバラ城(左奥)

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エジンバラ城


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何と前日の大雨でチケット発券機にシステムトラブル発生。
またしても入場の前に行列するはめに・・

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幼稚園の遠足かな。
背負っているリュックの絵がピカチュウ、アナ雪だったりして
つい撮ってしまった。子供はどこも一緒?

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イングランドとの長い戦いの後を刻むエジンバラ城、
中はとても広く、飼われていた犬たちのお墓もあった。
険しい崖の上にそびえているので市内中心部を一望できる。
市内は東西に走る渓谷を境に
オールド・タウンとニュー・タウンとに分かれていて
お城を見学した後はいよいよ大好きな街歩きへ!







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by okira935 | 2017-08-29 11:01 | イギリス縦断の旅9日間 | Comments(0)